春の花と花言葉


花にはそれぞれ季節というものがあります。
一年を通じて咲く花もないわけではありませんが、多くの花はある程度限られた季節に咲きます。
そのため花にはそれぞれ季節が存在し、その季節の風もの詩となっているのです。
春に咲く花と言えば、どうしても有名なのが日本の国花もある桜ですね。
桜は昔からお花見で親しまれていることからも他のどういう花より有名ですが、花言葉はそれほど知られていないようです。
桜の花言葉は「心の美しさ」「精神の美」「優美な女性」です。
花をつけている桜をもちまして人に差しあげることはできませんが、一緒にいくことはできます。
自分自身の心を抑えるために、みずから見に行っても良いでしょう。
桜以外の春の花と言えば、スミレ、タンポポ、スイートピー、シロツメクサ、チューリップ、アヤメ、デージー、カモミール等があります。
無論これだけではなく、春は他にも多くの花が咲きますが、その中それでもこれらは有名な春の花ですね。
スミレの花言葉は「謙遜、誠実」「つつしみ深さ」「ちっちゃな幸せ」
タンポポは「神のお告げ」「神託」「軽率」「軽薄」「真心の愛」
スイートピーは「ちっちゃな喜び」「容易い思い出」「私を忘れないで」
シロツメクサは「幸運」「復讐心」「感化」「約束」です。
シロツメクサに「復讐心」という花言葉があるのは、随分意外ですね。
春は、花が最も咲き誇る季節です。
そのため、春の花を捧げる機会はかなり多いでしょう。
いかなる花言葉が春の花にあるか、調べておいて損はありません。

夏の花と花言葉


夏というと、花より生い茂る緑の方がイメージとしてはねばり強いですね。
森林の中で見る緑に囲まれた光景と、キラキラときらめく木漏れ日などは、夏というイメージにピッタリです。
ただ、夏に咲く花もかなり多くあり、それらを見ると夏の到来を感じさせるというのも風習として残っています。
夏の花と言えば、断然誰もがヒマワリを思い浮かべるのではないでしょうか。
ヒマワリは重ね重ね太陽ものの花と言われますが、いざ夏の燦々と照りつける太陽ものの外見を通じてあり、夏にピッタリの花です。
あんなヒマワリの花言葉は、「あなただけを見つめます」「光輝」「熱愛」。
如何にも、ヒマワリらしい花言葉です。
花言葉というものは、比較的花の外見に合ったものが多かったりします。
花言葉を考えた人も、その花の持つイメージをビジュアルから連想したケースが多かったのでしょう。
中でも夏の花は、ヒマワリの他にもそういうものが多くあります。
たとえば、朝顔もそうです。
ヒマワリと並び夏の花の代名詞とも言える朝顔の花言葉は「愛情のきずな」「はかない恋」「愛着」「固い約束」。
低く淡い色の花であるためにはかなさがイメージとしてある一方、ツルが巻き付く姿は強固な印象を与えています。
そういった朝顔にピッタリの花言葉です。
他に夏の花として有名なのは、サルビア、サルスベリ、ラベンダー、ハイビスカス、クチナシ、ヤマユリ等でしょうか。
案外、熱帯にありそうな赤く明るい色の花が多く、花言葉も情熱的な意味のものが相当多いようです。

秋の花と花言葉


秋は、花というより紅葉で彩を楽しむことが多い季節です。
そのため、花のイメージは他の季節よりそこそこ無いかもしれません。
とはいえ、秋ならではの花というのも多数あります。
ひときわ秋らしい花と言えば、「秋桜」という表記も罹るコスモスでしょう。
山口百恵さんの歌が余りに有名ですね。
コスモスを見ると秋の到来を感じるという人も多いことでしょう。
こんなコスモスの花言葉は「乙女の心」「美麗」「調和」です。
コスモスらしい、自己主張のあまり著しくない品が窺える花言葉ですね。
因みに黄花コスモスという花もありますが、こちらも秋の花です。
花言葉は「野性美」。
こちらは逆にずいぶん自己主張が激しい花です。
秋の花と言えば、コスモスの他にもリンドウ、ワレモコウ、桔梗(キキョウ)、金木犀(キンモクセイ)、ダリアなどがあります。
リンドウはかなり花言葉が多く、「悲しみにくれているあなたを愛する」「うら淋しい愛情」「貞淑」「勝利」「的確」「良心」となっています。
外見は質素で素晴らしい花ですが、中にはかなりのものが込められています。
キキョウもそうですが、秋にはそういった花が似合うのかもしれませんね。
因みに、キキョウは「手厚い愛情」「誠実」「従順」「変わらぬ愛」「変わらぬ心」、「清楚」「気品」「正義」となっており、こちらはイメージが全く「清楚」な感じに偏っています。
また、「高貴」「高潔」「高尚」「清浄」「私を信じてください」「真の愛」「女性的愛情」「破れた恋」という花言葉を持つ菊や、「忍耐」「多感なとき」「薄れゆく愛」という花言葉を持つ秋明菊(シュウメイギク)等も秋の花として知られています。

冬の花と花言葉


冬というと、通常は花が咲くイメージはあまりありませんね。
木々の緑は枯れ落ちて、寒々しい光景の中に雪が積もる…そういった映像を連想する人が多いのではないでしょうか。
実に、冬に咲く花はとにかく他の季節と比べると数少ないのが実状です。
ただ、圧倒的に少ないと言うほどではありません。
そうして、意外なことに冬に咲く花は美しく、ケバイ花も少なからずあります。
冬の花として有名なのは、梅でしょう。
春の花と思われがちな梅ですが、春告草と呼ばれるように、春のひとつ前の季節である冬に咲く花というのが本当です。
こんな梅の花の花言葉は「高潔な心」「潔白」「澄んだ心」「忠義」といったものです。
やはり小さくて白い花らしく、高潔、純白といった表現が並んでいます。
そういった意味では、梅は冬を象徴する花と言えるかもしれません。
一方、カトレア、シクラメン、山茶花(サザンカ)、椿ものの映える色合いの花もたくさんあります。
カトレアの花言葉は「あなたは美しい」「優美な女性」「純粋な愛」「成熟した魅力」「魔力」。
シクラメンの花言葉は「恥ずかしがり屋」「嫉妬」「嫌疑」「はにかみ」「内気」「遠慮」。
山茶花の花言葉は「ひたむきな愛」「理想の恋」「愛嬌」「謙虚」。
そうして、椿の花言葉は「完全な愛」「完全魅力」「理想の恋」となっています。
梅やフリージアのように素朴で愛らしい花もあれば、カトレアや山茶花、椿もののケバイ花もあるのが、冬の花と花言葉の特徴です。