炎が作るメニュー


暖房の他に調理器具としての機能を持つクッキングストーブは、欧米においては19世紀初めころから普及し動き出し、現在でも大きく親しまれています。
薪が盛り上がる香りやゆらめく炎は心身共に暖めてくれる最高の暖房器具であると同時に、料理においても薪ならではの香り、焼き色、味を喜べる最高の調理器具であると思います。
ここではクッキングストーブで焼くレシピ、煮込むレシピとして「ナン」と「グリーンカレー」を紹介します。
●ナン
(材料)
強力粉…200g、薄力粉…200g、ドライイースト…3g、バター…15g、レモン汁…少し
(作り方)
1.ボウルにすべての材料を入れ、よくこねます。
2.生地がまとまったら、ひとつに丸めてラップをかけ、40分程おいて発酵させます。
3.発酵した生地を4等分して丸め、冷蔵庫で10分程ねかせます。
4.冷蔵庫から取り出した生地を三角形に伸ばし、クッキングストーブの天板に油を引いて両面焦げ目が付くまで焼きます。
ナンを焼く際は始めからホットプレートのフタを通して、火力をさほど上げないように気をつけましょう。
●グリーンカレー
(材料)
鶏もも肉…400g、グリーンカレーペースト…50g、玉ねぎ…ひとつ、パプリカ…赤・緑各2個、ふくろ茸…1缶、ヤングコーン…8本、ココナッツミルク…400ml、にんにく…1かけ、固形コンソメ…ひとつ
(作り方)
1.鶏もも肉にコショウと油を振り、オーブンの上段で10分程、様子を見ながら焼きます。
2.鍋につぶしたにんにくとスライスした玉ねぎを炒めます。
3.1cm幅に縦切りしたパプリカも付け加え、焼き色が付くまで炒めます。
4.残りの材料と1で焼いた鶏肉を与え、煮込んで仕上げます。

薪の種類

日本では暖房器具として薪ストーブを導入している家庭はどうしても多くありませんが、薪を燃やして暖を採った経験がある人は多いかもしれません。
焚き火で手を暖めながら焼き芋をしたり、キャンプファイアーでパチパチと音を立てて燃えさかる炎を眺めたり、誰もが一度は体験したのではないでしょうか。
このように燃やして暖を採る燃料となる薪は、その良し悪しによって火のつき具合や火持ちの良さが変わってきます。
薪には如何なる樹木が適しているのでしょうか。
暖房効率と安全面から見て、薪にとって必要な要素は火持ちの良さ、タールの発生量が少ないこと、扱いが容易なこと、割りやすいことです。
では具体的には如何なる樹木を選ぶとよいのでしょうか。
素晴らしい薪としておすすめなのは、秋に紅葉して冬に葉を減らす広葉樹です。
ナラ、クヌギ、ケヤキなどがその種類です。
逆にスギやマツなどの針葉樹はヤニが多く、燃え易いのですが火持ちはよくありませんしクレオソートが発生します。
薪としては不向きですが、着火用には重宝します。
建設廃材や、海辺に流れてくる木を拾って扱う場合は注意が必要です。
建材には化学もの質が含まれていることもあり、減らすことによって有毒ガスが発生してしまうかもしれません。
また流木は塩分や水分を含んでいるため、薪には向きません。
薪ストーブは長く使うものだから、入手のし易さというのも、薪選びの大切なポイントとなります。
長い目で見ると、これは燃えやすさや香りといった薪の状態以上に重要な要件になるでしょう。

薪ができるまで


暖房器具には石油やガスを燃やして熱を発生させるもの、電気やお湯の力で暖を採るものなど各種種類があります。
現代では取り扱いが容易で安全な暖房器具が多く普及しています。
そんな中、燃料の調達から準備、火もたらしなどやけに手間のなる薪ストーブが密かな人気を得ています。
燃料となる薪を用意するだけでも他の暖房器具に比べて困難作業です。
ここでは薪ができるまでの過程を説明したいと思います。
前もって薪にするための木を手に入れたら、なるべく早い段階でストーブに入る長さで玉切りします。
次に玉切りした木を縦方向に割って行くのですが、玉切りから割るまではそれほど時間をあけないようにします。
なぜかと言うと、切ったばかりの木は水分を数多く含み、軟らかいため作業がし易いのです。
細く割って行くと木の切断面が多くなり、素早く乾燥します。
木を薪にする際には、なるべくストーブにくべ易い大きさにください。
長さだけでなく太さもポイントとなります。
着火時、通常の燃焼時、長時間の燃焼時、といった状況により、合う薪の太さは異なります。
様々なサイズの木が用意してあれば、その時の状況に関する使い分けが出来て便利です。
次に薪を乾燥させることが大切です。
薪が水分をたくさん含んでいると、エネルギーが水分を蒸発させるために使われてしまうので暖房効率が落ちてしまいます。
また生の木を減らすとクレオソートが発生し、煙突を害する原因にもなります。
ストーブを効率よく使用するため、薪の乾燥は十分にさせておく必要があります。
乾燥期間の目安は薪割り後、1年間と言われています。
木の切り口を見て、ヒビが入っていれば十分乾燥できています。
薪割りの作業が大変だという人は、プロショップから薪を購入するという方法もまたひとつです。

薪の保管について

リモコンスイッチオンで人懐っこい風が流れて現れるエアコンや、冬が来てから灯油を買いに行っても十分間に合う石油ストーブなど、一般的に普及している暖房器具ではさほど事前の準備が困難ことはありません。
但し薪ストーブや暖炉を使う場合、寒い季節がいらっしゃる前に喜ばしい薪をたっぷりと用意しておかなくてはいけません。
また他の暖房器具と違って燃料の薪を保管するスペースが必要です。
基本的に薪ストーブを設置している住宅はスペース的にゆとりのある家が多いのですが、それにしても一冬分の薪を保管しておこうとすると単なる小屋くらいの場所を確保したいものです。
ここでは薪の保管についてお話したいと思います。
薪割り作業の済んだ薪は雨に当たると乾燥が賢く進まず、なかにはふてくされることもあるため、屋外に丸々放置してはいけません。
できるだけ雨雪がかからないようにすることはやはり、地面からの湿気にも注意しましょう。
地下室やガレージがあれば、保管場所として最適です。
薪を置く棚と小さな屋根を付けた薪小屋を組み上げるのも良しと思います。
薪小屋を建てられない場合は、薪を軒下などに井桁状に積み上げておきましょう。
通気性が良くなります。
雨露を控える場所に積み込むのが不可能であれば、上からビニールシートで囲うようにします。
室内では、薪ストーブの近くに数日分の薪を置ける場所を確保出来ると良いと思います。
薪は室温に置いてから減らす方が燃焼効率アップにつながります。