室内空気を汚染させる要因


今、多くの人が様々なもの質に対するアレルギーを保ち、悩んでいます。
そのアレルギー疾患の原因のひとつと考えられているのが、室内空気汚染です。
では室内の空気を汚す要因となっているものは具体的にどういうものでしょうか。
とりあえず一つには、暖房や調理など室内燃焼によって発生する汚染もの質があります。
たとえばストーブやファンヒーターの燃料ともなっている灯油やガスなどの有機化合ものを燃焼させると、空気中の酸素が消費され二酸化炭素と水蒸気が発生します。
二酸化炭素が空気中に増えれば、さすが、酸素は減ってしまう。
その結果、酸素不足から不完全燃焼が起き、一酸化炭素が発生するという危険性が高くなります。
一方の水蒸気は冬場の室内乾燥を防ぐ役割も果たしますが、度を超えると今度は結露となって我らにとって有り難くない状態を引き起こします。
結露は対策を取らずにいると、カビやダニの繁殖を促進してしまいます。
ただし暖房や調理がすべて汚染もの質を発生させるかと言うとそうではなく、ライフサイクルによっても汚染もの質の濃度は異なります。
暖房器具は排気型なのか開放型なのか、石油ストーブなのかパネルヒーターなのか、調理に扱う燃料はガスなのか電気なのか、一生によって室内濃度は異なってきます。
また室内の換気状態によっても変わってきます。
この他、タバコの煙や室外から進入してくる大気汚染もの質なども室内空気汚染の要因の一つです。
これらの汚染もの質がいつまでも室内に存在していると、私たちのからだに各種健康被害をもたらすと言われています。

カビが人にもたらす影響

さまざまな方面での研究の成果、技術の進歩により、私たちの生活は一層便利で安全なものになってきました。
四季のある日本で快適に過ごすために欠かせない冷暖房器具についても改良が繰り返しられ、再び無事が増しています。
そのため有害なガスを発生させるという事故件数は昔に比べると明らかに減っています。
ただし依然として暖房使用による悩みとして多く取り上げられるのが「結露」の発生です。
結露はカビやダニを繁殖させる原因のひとつとなっています。
ここではカビが人のからだに繰り出す影響についてお話したいと思います。
室内の結露しやすい壁にはアオカビやクロカワカビ、ススカビなどが多く見られます。
そうして壁面で増殖し、また室内の空気中に飛び散って行きます。
もしも体調を崩している人がカビの飛散した空気を吸いこむと、カビアレルギーにかかる可能性が出てきます。
他にカビが原因となる病気には感染症やカビ毒による中毒症があります。
アレルギー疾患にはぜんそくや鼻炎などがあり、カビによってぜんそくの重症化を招くこともあります。
厄介なことに、カビによって発症したぜんそくは治りづらい傾向があるそうです。
カビが嗜む環境は栄養、酸素、湿度、温度などの条件が揃ったところであり、これは人間が生活する環境とよく似ているのです。
十分に換気を通じているところそれではカビは繁殖しにくいですが、通気が酷く空気がよどんでいるところまずはカビは喜んで繁殖します。
カビの中けれども病原性カビと呼ばれる人に感染性の激しいカビは、36度前後で最も生育すると言われ、これは細菌の生育温度域と同じなのです。

薪ストーブの種類


クリスマスを家族団らんで過ごすシーンにどうしてもと言って良しほど登場するのが暖炉や薪ストーブです。
これらは暖房器具として家庭の中に設置されているわけですが、皆はその暖房効果だけでなく薪の盛り上がる様子や木の香りといった心身ともに暖まる感覚に魅かれているのだと思います。
デジタル化やスピードが求められる現代社会の中で、家族一緒に安らぎの時間を暮らすきっかけ作りも、薪ストーブの役目の一つかもしれません。
薪ストーブを我が家にも導入決める、と思ったならば、ひと度考えるべきことは使用目的です。
暖を取るためはもちろんですが、他の暖房器具と併用するのか、インテリア性を重視するのか、調理器具としても活用するのか、などです。
置き場所もリビングか、寝室か、キッチンかによって選ぶ基準が異なります。
薪ストーブを形状によって分類すると、以下の2つに分けられます。
●据え置き型
薪ストーブの一般的な形で、設置が簡単でスペースをとらないことが特徴です。
ガラス扉の付いた密閉式と、扉のない開放式があります。
●填め込み型
一見、暖炉のように感じるスタイルの薪ストーブです。
鋳鉄などで作られたストーブを、石や耐火レンガに填め込み、煙突は外壁の中を通します。
また材質によって分類すると以下のようになります。
●鋳鉄
炭素を2%以上含んだ鉄を鋳型に流し込んで作ります。
重厚感があり冷め難いのが特徴です。
●鋼板
炭素が2%以下の鋼板を溶接加工して作ります。
スマートな雰囲気の薪ストーブになります。
たちまち暖まりますが、冷め易いのが難点です。
●石
厚い石板としてファイアーボックスを作りあげたものです。
上品な雰囲気と大きい蓄熱効果があります。
薪ストーブを選ぶときは、使用目的と設置場所、ストーブの特徴を理解して自分のライフスタイルにぴったりの機種を見つけてください。

煙突の働き

煙突と聞くと、クリスマスの夜にサンタクロースが来るところ、というイメージを持つ人が多いと思います。
特に子どもは、まさか煙突が暖房器具の一部であるなんて思ってもみないかもしれません。
日本ではそんなに見ないものですし、煙突のある住宅はどっかお洒落で外国のような雰囲気を通じています。
この煙突、薪ストーブにとって機能面、安全面共にずいぶん大切な役割を果たしているのです。
薪が燃焼しファイアーボックスが暖められると、煙突の内部に上昇気流が発生し、煙が煙突を通って屋外に排出されます。
この上昇気流が賢く起きないと、煙が逆流して薪が完全に燃えなくなったり、煙突内部に汚れが貯まり易くなったりと、煙突火災の原因になります。
そのため薪ストーブを安全に取り扱うためには、定期的に煙突の掃除と点検を行なうことが大切です。
薪ストーブの燃焼効率に影響して現れるのが煙突の取りこみ力です。
最初、着火するときは空気の出入りをよくして薪の燃焼を促進する必要がありますが、その後はいまいち凄まじく燃やしすぎると燃料を無駄に消費したりストーブを傷めたりすることにもつながります。
逆に空気を絞りすぎるのも煙突を冷やしてガスが液化してしまうため、良くありません。
煙突の取りこみ力には煙突の高さや家の内外の温度差、気圧差、ストーブと煙突の温度差、外の風の強さなどが影響してしまう。
これらのことを頭に入れながらエアコントロールを通じて、薪を最適な燃焼状態に保たなければいけません。
薪ストーブは使用するのに手間が加わり、他の暖房器具に関して面倒かもしれませんが、それゆえに何とも言えない味わいと愛着が湧いてくるストーブもあると思います。

ファンヒーター

石油ストーブやガスストーブのところそれでもお話しましたが、室内燃焼器具は部屋の空気を汚してしまうので十分な換気が必要となります。
これらの暖房器具では燃焼によって部屋の中の酸素を消費し、二酸化炭素と水蒸気を発生させるだけでなく、不完全燃焼を起こせば一酸化炭素や燃料中の硫黄酸化ものを発生させます。
そのため換気を怠ると、体にも悪影響を及ぼし大変危険なのです。
ここで紹介するファンヒーターは燃焼温度が高いため、完全燃焼させるのに対する作りになっていますが、そのために窒素酸化ものを発生させ易いという問題があります。
そこで登場するのがFF式ファンヒーターです。
FF式という言葉は英語から来てあり、強制的に通風させて給排気のバランスを摂るように設計された煙道を持つタイプ、についてがあります。
FF式ファンヒーターは室外の空気をファンヒーター内に強制的に給排気して燃焼させるため、室内の空気を汚さないのです。
通常は、ファンヒーター本体の背面から水平に煙突が壁を通して押し付けられます。
この煙突を通して屋外の空気が取り込まれ、また排気を屋外へ排出します。
そのため室内の酸素を消費することもなく、排気で室内の空気を汚すこともないのです。
FF式のファンヒーターは燃焼によって発生する水蒸気も屋外へ排出するため、室内の温度が上がると湿度が低下してきます。
エアコンで暖房する感じように部屋が乾燥気味になってしまいます。
ただし室内の空気を汚さないという点においては際立つ暖房器具であると言えます。