世界の省エネ住宅と無暖房住宅


日本においても二酸化炭素排出量を燃やすことが、地球環境を維持するための大きな課題となっています。
世界の強国も持続可能な社会の実現のため、資源循環型社会への取り組みとして住宅のあり方や暮らし方について様々な方法が考えられています。
私たちの生活ベースとなる住宅が環境の負荷にならないためには、二酸化炭素排出を食い止める努力(エネルギー消費をなるべく燃やす)が必要なのです。
たとえばオランダには環境に容易い団地をテーマに開発されたエコロニア・エコロジー団地があり、省エネやリサイクルへの取り組みが評価されています。
省エネは一般住宅の約60%の消費量に抑えられているそうです。
ドイツのヘリオトロープというソーラーハウスでは、太陽の位置によって建ものを回転出来る構造となっており、太陽熱の暖房利用が実現しました。
誠に暖房費は8分の1にまで抑えられているそうです。
スウェーデンでは無暖房住宅が開発されました。
これは2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」に出展されたもので、知っている人もいるかもしれません。
無暖房住宅では放熱を出来るだけ削るため、ベストの断熱性能を備えています。
壁、床、屋根、窓、どれをとっても徹底的に熱を逃がさない材料で太い仕様になっています。
熱源は照明などの電気器具や人の体から発する熱です。
生活の中で発生するキッチンの熱や浴室の熱も、家の中をあたためるための熱源として利用されます。
そのためストーブなどの暖房器具を使うこと無く、家の中は十分人懐っこい状態に保てるのです。

薪が燃焼する仕組み

冬の寒い時期、暖房として、またしゃれたインテリアとしても人気のある薪ストーブですが、その赤く盛り上がる炎がゆらめく姿はとても魅力的です。
薪が盛り上がる様子を眺めていると、リラックス効果もあるようです。
ここでは薪が盛り上がる仕組みについてお話したいと思います。
燃焼とは、もの質が酸素と化合して熱と光を出す現象です。
薪の場合は完全燃焼すると酸素と化合して熱と光として、留まるものは二酸化炭素と水、灰です。
灰は薪においているミネラル分が残ったものです。
酸素不足などで不完全燃焼が起きると、一酸化炭素、炭化水素、タールなどが発生し、空気を汚してしまいます。
薪の温度が93度を超えると、ほんとに薪においていた水分が蒸発し始めます。
260度を超えると熱分解による可燃ガスの発生がみられます。
600度を超えるとその可燃ガスが空気中の酸素と反応して炎を出して燃えます。
700度を超えると炭が赤くなり、炎を出さずに盛り上がるようになります。
これが置き燃焼で、薪ストーブにとって何より効率のよい燃焼状態となります。
置き燃焼はとても少ない空気の量で大量の熱を発生します。
このように効率よく燃焼すると、たくさんの薪もわずかな灰を残すのみとなるのです。
薪が燃焼すると熱だけでなく遠赤外線を放出します。
遠赤外線はからだの内部まで到達し、からだを芯からあたためる効果があると言われます。
薪ストーブの周囲で清々しい暖かさが見れるのは、ストーブ表面から行き渡る熱だけでなく遠赤外線の暖房効果それでもあるようです。

クッキングストーブ


スピードが求められる社会になり、家庭を切り盛りする主婦の間それでも「炊事の時間短縮テクニック」などの話題が染み渡るようになりました。
確かに主婦の心にゆとりがなければ家庭内の雰囲気は暗くなっていくでしょう。
そのためにも時間を賢くつかってやりくりして行くのも主婦の知恵だと思います。
あんな時代に反しているのか、あるいはそういった時代だからこそ求められるのかわかりませんが、スローライフに夢見る人が多くなっているようです。
火の調節を自分で行いながらじっくり調理する、そんな時間を楽しみたい人に、クッキングストーブを紹介します。
クッキングストーブは薪ストーブの暖房機能と調理器具を一つにしたもので、直火を操作する快感や調理プロセスの頂き、薪ストーブ独特の仕上がりが喜べるということで人気上昇中です。
クッキングストーブには調理機能満載のものやシンプルに機能を絞ったものまでたくさんの種類があり、ライフスタイルや予算によって選ぶことができます。
暖房に比重を置いたもの、下部にオーブンを備えたもの、ストーブトップが調理に適した形になっているものなど、ストーブの形態も様々です。
多機能なものにはホットプレートやウォーミングオーブン(保温)、オーブンなどが備わってあり、これがあればガスや電気で調理するほとんどの料理を作ることができます。
着火や火の調節は、暖房用の薪ストーブと全く同じです。
興味のある人はできるだけ挑戦してみてください。